猫が自分の足を噛むのはなぜ?原因は皮膚病やストレスの可能性も?
2017年10月22日 [ 猫 噛む 自分 足 ]
猫が自分の足を噛むのはなぜ?原因は皮膚病やストレスの可能性も?
猫は、きれい好きなので、
グルーミングをよくします。
また、
グルーミングは元気のバロメーター
とも言われています。
グルーミングしている時、
猫は舐めたり噛んだりします。
ザラザラ舌や小さな前歯で
匂いや汚れをとっています。
とても可愛らしい姿です。
けれど、いつもと何かが違う!?
と思うようなグルーミングを
見た事がある人は多いのではないでしょうか?
いつもより激しく長いグルーミング。
噛む様子もいつもよりずっと強い。
何がおかしいのか説明が出来ない。
けれどいつもとはっきり異なる。
そんな時は頭を不安が過ります。
それは勘違いではなく、
猫が発しているサインかもしれません。
今回は、
そんな猫が自分の足を噛む理由と
原因、対処法についてのお話です。
どうぞ最後までお楽しみに下さい。
合わせてこちらの記事もお読み頂くと、
猫についての理解が深まると思います。
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猫が自分の足を噛むのはなぜ?原因は皮膚病やストレスの可能性も?
その1:大きな二つの可能性
猫ちゃんが自分の足を噛む場合。
もしかしたら、痒みが原因かもしれません。
痒みの原因としては、
・ノミ、ダニアレルギー
・食物アレルギー
・花粉アレルギー
・アトピー性皮膚炎
などがあります。
原因を特定するのが難しいので、
部屋の掃除をこまめにしたり、
フードを変えてみたり、
花粉を落としてから触るようにしたり。
考えられる原因を1つずつ解消し、
消去法で探すようになります。
また、痒みとは別の原因で、
ストレスがあります。
こちらも原因特定は
なかなか難しいです。
来客が多かったり、留守番が多かったり
トイレがきれいか、砂は足りてるか、
など、原因を突き止める為に
猫の状況を再確認する必要があります。
噛んで足の毛を抜き脱毛がみられる場合は
エリザベスカラー等をつける必要が
ある事もあります。
猫が自分の足を噛むのはなぜ?原因は皮膚病やストレスの可能性も?
その2:肉球の状態をチェックしましょう
猫の肉球には、
汗をかくエクリン腺があります。
足の間の毛が多いと、
マラセチア菌という菌が繁殖しやすく、
むず痒くなる事があります。
マラセチア菌は、独特の臭いも伴います。
湿度が高いと繁殖しやすいので、
湿気の多い梅雨の時期などは
特に気をつける必要があります。
また、湿度とは逆に
乾燥しすぎるのもよくありません。
乾燥すると、
足の間の毛をむず痒く感じます。
それを解消するために
噛んで毛を梳く事があります。
私達人間も、手荒れすると、痒くなったり、
ちょっとした刺激にストレスを感じたりします。
それと同じなのでしょう。
猫にとっても、
湿度管理と毛や肉球の手入れは大切です。
また、足の毛は伸びすぎると、
滑ってしまったりなどの危険性もあります。
肉球の状態をチェックしてみましょう。
猫が自分の足を噛むのはなぜ?原因は皮膚病やストレスの可能性も?
その3:ストレスによる問題行動
猫が自分の足を噛む。
見てみても皮膚病ではなさそう。
そんな時は、猫の自虐症が考えられます。
猫はもともとストレスを感じやすい動物です。
神経質な為、心が不安定になる事もあります。
引っ越しによる環境の変化や
出産や結婚などによる同居人の変化、
来客の出入り、新しい猫が来た、
など、様々な環境の変化があります。
また、我慢を重ねて来た事が、
何かをキッカケに表面に出てきたり。
ウールサッキングや、知覚過敏症など、
過剰グルーミングなど、
よく聞く名前ではないでしょうか。
ストレスと一言でいっても
原因を特定するのはとても難しいです。
発症した時期の環境の変化を探してみても、
ずっと前から原因がある事もあります。
また、先天性の場合もあります。
場合によっては、
投薬で治療する事もあります。
猫が自分の足を噛むのはなぜ?原因は皮膚病やストレスの可能性も?
その4:まとめ
猫が自分の足を噛む。
それは、猫からのサインでした。
皮膚病や皮膚の不快感。
そして大きなストレス。
このサインは酷くなると、
猫の心身を傷つけてしまいます。
そこまで酷くなる前に、
対処したいと誰もが思うでしょう。
・皮膚の状態をチェックする
・肉球の状態をチェックする
・ストレスの原因がないか考える
この3つが対処すべき最初のポイントです。
そして、
考えられる理由が一つではない。
ここもとても重要なポイントです。
原因が多い分、原因究明の為に
消去法を取る事が多くなります。
時間と根気がいる作業です。
また、アレルギーやストレスは
再発する事が多い事。
ここも念頭に置いておきたいですね。
短期間の問題ではなく、
長期間で付き合い続ける必要があります。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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